『BBC』は「元イングランド代表選手のジミー・グリーヴスが脳卒中のために入院し、集中治療室に運ばれている」と報じた。
ジミー・グリーヴスは1940年生まれの75歳。50年代終盤から60年代にかけてイングランド代表のエースストライカーを務めた伝説の点取り屋。57capで44得点という記録を残し、2度のワールドカップに出場。1966年大会でも3得点を挙げ優勝に貢献している。
クラブレベルではチェルシー、ACミラン、トッテナム・ホットスパー、ウェストハムなどで活躍。1971年を最後に第一線からは離れたが、アルコール依存症に苦しみ、その治療の一環として下部リーグで現役復帰し40歳までプレーしていた。
グリーヴスは2012年にも軽い脳卒中を起こして治療を受けたことがあるが、今回はより大きな症状であるとのこと。
妻アイリーンと4人の子供が「家族の時間を持ちたい」としてプライバシーを求めているため、現在のところはこれ以上の情報は明かされていない。
5月13日には379試合に出場し266ゴールをあげたトッテナム・ホットスパーで殿堂入りの式典が行われる予定であった。