10日に行われた中国・スーパーリーグの第9節、山東魯能対河南建業の試合でジエゴ・タルデッリが移籍後初ゴールを決めた。

1点ビハインドの後半早々、ゴール前で得たフリーキックを見事に沈める!タルデッリは終盤にも同胞アロイージオの勝ち越し弾をアシストし、2-1の勝利に貢献した。

苦悩する現役セレソン9番

母国でのW杯惨敗後に発足したドゥンガ新体制で、ブラジル代表の誉れ高き9番を背負うジエゴ・タルデッリ。

今年1月に推定550万ユーロ(約7億4800万円)の移籍金でアトレチコ・ミネイロから山東魯能へ加入し、3月の代表戦では中国の地からセレソンに選出される最初の選手となり話題を呼んだ。

しかし負傷によりこの招集を辞退し、その影響で国内リーグはこの日前まで3試合の出場に留まり無得点。柏レイソルと同組となったACLのグループステージでもノーゴールに終わり、チームは決勝トーナメント進出を逃していた。

来月コパ・アメリカを控えるセレソンは出場国の先陣を切って5日に23人のメンバーを発表し、タルデッリも名を連ねている。

アジアで結果を残せていないタルデッリの招集には懐疑的な声もあがっていただけに、ひとまずは胸を撫で下ろしていることであろう。

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