日産自動車の欧州フットボールシーンにおける動きが活発になっている。

日産は昨年4月、世界的なブランド力の強化を視野に入れ、UEFAチャンピオンズリーグと4年間のグローバルパートナーシップ契約を締結。今週ユヴェントスとバルセロナが決勝で対戦することが決まった欧州サッカー最高峰の大会で、「NISSAN」と書かれた広告も試合の熱気を支えていた。

そうした中で、ヨーロッパ地域における販売および生産管理を統括する欧州日産(Nissan Europe)は今月に入り、ロシアの強豪クラブであるゼニト・サンクトペテルブルク、スパルタク・モスクワとパートナーシップ契約を結んだことを立て続けに発表した。

契約期間はいずれも3年間。ユニフォームの胸スポンサーを務めるわけではないが、スタジアムでの広告掲示や選手らへの車の提供、両クラブと連携したマーケティングなどが行われる。

人気の面でロシアの2大巨頭といえる両クラブとの契約だけに、決して見逃せない動きだといえるだろう。

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