今季スタッド・ランスからセビージャにやってきた25歳のポーランド人ボランチ、クリホヴィアクはリーガ32試合に出場。エメリ監督のチームにおいて欠かせぬ戦力となった。守備面での貢献も大きいが、今季リーガでのパス数は1504本で、これはセビージャにおいてトップだとか。
エメリ監督はクリホヴィアクについてこう絶賛しているという。
「我々は彼のことを男として愛しているよ。彼は全てにおいて信じられないくらいに取り組んでいる。足首の怪我にも関わらずプレーを求めたし、鼻が折れてもプレーしたがっていた。こんなリスクを承知で(プレーすることに?)同意する選手は稀だ。グジェゴシュはユニークな人間であり、ハードな男だね」
今季の活躍もあってビッグクラブが獲得に興味を持ちだしているとも噂されるクリホヴィアク。セビージャとしては、今季バルサへ移籍したラキティッチの後釜として獲得した形であったが、完全に“当たり”の補強だったと言える。