類似のケース4:2014年男子W杯のアルゼンチン代表

準決勝:アルゼンチン 0 - 0 オランダ(4-2 on penalty)
準々決勝:アルゼンチン 1 - 0 ベルギー
Round of 16:アルゼンチン 1 - 0 スイス
GS第3節:アルゼンチン 3 - 2 ナイジェリア
GS第2節:アルゼンチン 1 - 0 イラン
GS第1節:アルゼンチン 2 - 1 ボスニア・ヘルツェゴビナ

そして、2010年大会同様なでしこのこの記録に最も近かった例の二つ目が2014年男子ワールドカップでのアルゼンチンだ。

なんとアルゼンチンはこの大会、グループステージ第1節から準々決勝まで5試合連続で1点差勝利。準決勝はPK戦の末勝利したが、どちらが勝ってもおかしくはないシーソーゲームであった。

なお、決勝の対戦相手はドイツ。マリオ・ゲッツェに延長戦でゴールを許し、準優勝となった。

主な国際トーナメントにおいて、なでしこジャパンのように1点差勝利だけで決勝にまで進出したチームはなかったわけだが、こうした類似したケースが1990年以降になって出始めたというのは、やはり男女ともにレベルが上がってきたからであろうか。

先月行われたU-20男子ワールドカップでは、セルビアが4戦連続で延長戦を制し見事世界一の称号を得た。アンダー世代でも実力差はどんどん狭まっている傾向にあり、今後はなでしこジャパンのように全て1点差勝利で決勝にまで進出するチームが現れるかもしれない。

なでしこジャパンの連覇がかかった女子ワールドカップ2015の決勝、日本対アメリカの試合は日本時間6日(月)午前8時キックオフ予定。

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