7月3日にパプアニューギニアで開幕を迎えたXVパシフィックゲームス。オセアニア五輪予選も兼ねているこの大会には8チームが参加しており、優勝チームは2016年リオデジャネイロ五輪の出場権を獲得する。
そしてこの大会に初めて参加しているのが、太平洋に浮かぶ小さな島々の集合体であるミクロネシア連邦である。協会が設立されたのは今年で、これはOFC加盟から初めての公式戦である。
7月3日に行われた記念すべき初試合ではタヒチに0-30と敗北。非常に厳しいスタートを切ったミクロネシアは、2日後に行われたフィジー戦で歴史的なスコアを記録することになった。
開始2分でワササラに先制点を決められると、その後立て続けに失点を喫し、ハーフタイムの段階で0-21という結果に。
後半もペースこそ落としたものの失点は止まらず、0-35で90分を消化。無慈悲なことに審判は6分ものアディショナルタイムを宣告し、この間にも3失点を喫して最終的に0-38というスコアとなった。
ミクロネシア連邦は開幕から2試合で0得点68失点。次の試合は7日のバヌアツ戦となるが、この苦い経験を生かして成長を見せられるだろうか?