7月13日、『Sky』は「イタリア・セリエAのローマは、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの獲得を断念せざるを得ない状況になっている」と報じた。

先日マンチェスター・シティは4400~4900万ポンド(83~93億円)という巨額の移籍金でリヴァプールからラヒーム・スターリングを獲得することが決定したと報じられた。

それを受けて、ローマのヴァルテル・サバティーニSDは以前から獲得を熱望していたエディン・ジェコを引き入れるため、マンチェスターを訪れて交渉に臨んだと言われている。

しかし、その会談は難しいものになってしまったようだ。

ローマは1年のローンに1500万ユーロ(およそ20億円)の買い取りオプションという条件を提示していたものの、マンチェスター・シティは各種ボーナスを含めて3500万ユーロ(およそ47億円)、『Tuttomercatoweb』の報道では2100万ユーロ(およそ28億円)+来年700万ユーロ(およそ9億5000万円)を追加で支払うことを希望したという。

実に二倍以上になる差額にローマは交渉を諦めざるを得なくなりつつあり、現在はゼニト・サンクトペテルブルクのベネズエラ代表FWサロモン・ロンドンの獲得にシフトすることを検討しているとのこと。


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