7月25日、『Marca』は「チェルシーとアトレティコ・マドリーの間で行われているブラジル代表DFフィリペ・ルイスの移籍交渉は、移籍金の額を巡って直前で停滞している」と報じた。
『AS』は既にフィリペ・ルイスがマドリードでメディカルチェックを通過したと報告しているが、同時に交渉についてはまだ完了していないとのことである。
昨年夏にフィリペ・ルイスを2200万ユーロ(約29.9億円)で獲得していたチェルシーは、当初アトレティコ・マドリーとの間で1500万ユーロ(約20.4億円)という額で合意したものの、直前になってその上積みを要求したという。
そこにはチェルシーがアウクスブルグのガーナ代表DFアブドゥル・ラーマン・ババの獲得に近づいていることがあるようだ。こちらで要求されている額が2000万ユーロ(約27.2億円 )であり、フィリペ・ルイスの売却で出来るだけその資金を調達したいという狙いがあると報告されている。
これらの問題については決して移籍交渉が破談になるほどのことでもないとも報じられているが、もし破棄された場合はギリェルメ・シケイラを獲得しようとしているユヴェントスにも影響があるだろうと推測されている。
なお、『AS』は「本日フィリペ・ルイスはマドリードで契約を行い、アトレティコの仲間と食事をともに摂った」と伝えており、どちらにしても交渉についてはかなり高度な段階にまで進んではいるようである。