まずはこちらの画像を良くご覧頂きたい。

これは編集部Lのスマートフォンのスクリーンショットである。Instagramアプリを起動した瞬間、飛び込んで来たのがこのベッカムの写真だ。右上をご覧頂きたい。「1秒」の文字。ベッカムがポストした瞬間を捉えた”奇跡の一枚”である。そして「いいね!」の数は・・・なんと1224件!

誤差はほんの少しあるだろうが、1秒前にアップロードされた写真が最低でも1224アカウントに確認されているのである。そして約1日が経過した現在、37万以上の「いいね!」を獲得。通知をオフにしていなければ、ベッカムのスマートフォンは速攻で電池が失くなってしまうだろう(笑)。

現役選手はトレーニングや試合前後の様子、そして契約するキットサプライヤー関係や、クラブの広報的な投稿が多い。しかし、ベッカムは引退した身。広告などで特別な契約が無い限り、何かに縛られることなく日々の日常をInstagramすることができる。

また、彼らスーパースターやセレブリティがこれほどの速さで「いいね!」を獲得することができるとなれば、莫大な契約金で広告契約を結ぶ企業が現れるのはごく自然な事だろう。このInstagramだけを考えても960万のフォロワーである。960万人の人間に商品や会社を宣伝するには打ってつけだ。


こちらはベッカムのInstagramアカウントをPC版で表示した際のものだ。彼のアカウントの説明は「David Beckham apple.co/1IiVKER」とされており、リンクが張られている。

リンク先はAppleStoreで公開されているアプリ「MyEye」へと繋がる。このアプリは先日、ベッカムが新しいタトゥーを彫った時にムービーを公開していたアプリだ。

調査したところ、このアプリを開発した英国のスタートアップ企業にベッカムが投資をしているという。どのような経緯でベッカムがこのスタートアップ企業と関係性を持ったのかは不明だが、出資はもちろんのこと、彼の宣伝力を活かせることは非常に大きなアドバンテージになるだろう。

Instagram開始から48時間で400万人のフォロワーを集めたベッカム。FacebookやTwitterなどのSNSでも多数のフォロワーを抱えている。これからも彼の絶大な影響力がSNS上で発揮されるのは間違いない。

英語で「make a difference」というフレーズがあり、サッカー界においては試合前後、選手評などで良く用いられる。

デイヴィッド・ベッカム、彼は「1秒で違いを見せつける男」と言って間違いないだろう。

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