ペレスは2006年2月のマジョルカ戦に敗れた後に辞任。その後、2009年夏に会長に復帰する。Galácticosと契約するというポリシーのもと、2.255億ユーロもの巨額な投資を敢行。
クリスティアーノ・ロナウドとベンゼマは大成功となったが、ミランからやって来たカカは大きな失望となった。獲得に6500万ユーロを費やすも、フリーでミランへと復帰することに…。
2010-11シーズン、多くのスペイン人を含む7選手に計7300万ユーロを投資。1000万ユーロを掛けたぺロド・レオンは、580分間のみのプレーでヘタフェに復帰し、400万ユーロをロスした。500万ユーロで獲得したカナレスも523分のみのプレーで、バレンシアへ移籍。こちらは200万ユーロの利益を生んだ。シャヒン獲得にも1000万ユーロを費やしたが、640分のプレーののち、リヴァプールへローンされた。
アルトゥントップとエシエンはマドリーの運命を少しだけ改善させた。だが、2人ともローン加入であり、コストはかかっていない。
以上が『as』の評価である。
存在感を見せていたはずのムニティスや混迷期に守備の負担を全てを押し付けられた感のあるサムエル、そしてモウリーニョとの対立で干されたペドロ・レオン。さらにはレンタル組の2人。 彼らを全員一緒くたにするのはやはり無理がように感じる。
とはいえ、求められるものが尋常ではなく高いのがレアル・マドリーというクラブ。活躍というお墨付きを貰うのは容易いことではないのは確かだ。