昨季カシージャスの控えであったとはいっても、GKとしての実力以外の部分が影響した可能性は十分に考えられる。何せカシージャスはクラブ生え抜きのキャプテンであり、ピッチ内外での影響力は絶大だった。

また、カシージャスを物差しにすれば、スペイン代表でデ・ヘアも控えに回っている。そう考えると、実力的にナバスがデ・ヘアより下といえるような材料は現状見当たらない。

スペイン語圏のコスタリカ出身であるナバスにとって、レアル・マドリーが特別なクラブであることは想像に難くない。そして、デ・ヘアが来れば状況が大きく変わることも十分に理解しているだろう。

だからこそ、“今”にかける彼の想いはとてつもなく大きいのだ。

マーケットの喧騒を経て、インターナショナルマッチウィーク後に再開されるクラブでの戦いでは、マドリーの現守護神の思いのこもったプレーにもぜひ注目したい。

最後に、レバンテ時代のスーパーセーブ集を。

彼の超人的な反射能力やステップワークが再び毎週見られるというだけでも今季のマドリーは楽しみである。

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