相手DFラグナル・クラヴァン(5番)のマークもやや甘かったが、よくみるとビルバオDFシャビエル・エチェイタ(16番)が彼をスクリーンしているのが分かる。

最初からエチェイタはキッカーのほうを見ることなく、その逆側にいるアドゥリスとクラヴァンに目線を送っている。つまり、この場面はもともと中央部を空けておいて、そこにアドゥリスを走り込ませるというプレーだった可能性もありそうだ。

アドゥリスのヘディングの強さ・巧さはもちろんのこと、それをチームとして生かす術もしっかりと備わっていると言える。

そして、この日34歳のストライカーが見せたプレーについては、両チームの監督たちも絶賛。特に、敵将であるマークス・ヴァインツィールは「アドゥリスはとてもいい選手だ。アスレティックの選手たちによりクオリティと経験があった。試合を決めたのはアドゥリスのクオリティだ」と讃えていた。

ちなみに、同じようにボックス内で強みを見せるチチャリートの“外し方”はまるで忍者のよう!

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