FWフェデリコ・マケーダ 17歳 マンチェスター・ユナイテッド 評価:不発

2009年4月、オールド・トラッフォードでのアストン・ヴィラ戦で途中投入された彼を見て、誰もがスターが生まれたと思ったものだ。投入時には1点ビハインドという展開であったが、ロナウドが同点とすると、試合を決める決勝ゴールを叩き出したのは弱冠17歳のマケーダだった。

だが、その後の6シーズンでユナイテッドでのリーグ戦ゴールは3つに留まり、6度に渡るレンタル生活を繰り返した。昨年夏に2部カーディフへと完全移籍したものの、怪我もあり6ゴールに留まった。

 DFダニー・ローズ 19歳 トッテナム 評価:これから

リーズからトッテナムへ100万ポンド(現レートで1.8億円)で移籍した時、ローズはまだ17歳であった。プレミアリーグにデビューするまでおよそ2年待たなければならなかったが、待つ価値は十分あった。

2010年4月、当時のハリー・レドナップ監督がライバルであるアーセナルとのダービーで、彼をスタメン起用したのは驚きだった。だが、19歳のレフトバックは稲妻のようなボレーを突き刺し、2-1の勝利に貢献してみせた。ブリストル・シティとサンダーランドへのローンを経て、スパーズの左SBのファーストチョイスの座を掴んだ。

昨季は最高のシーズンを満喫したものの、煩わしい怪我に見舞われ今季のスタートはまごついている。

【次ページ】リーズで躍動したあの悪童FW