FWアラン・スミス 18歳 リーズ 評価:成功

1998年、アンフィールドでのリヴァプール戦に途中投入されデビューすると、初ゴールもマーク。この同点弾で勢いづいたリーズは敵地で3-1の勝利を捥ぎ取っている。

デイヴィッド・オレアリーが率いた若くてエキサイティングなリーズにおいて主軸を担ったスミス。チームも2000-01シーズンのチャンピオンズリーグでベスト4にまで到達するも、バレンシアとの2ndレグで彼は退場になっている。マンチェスター・ユナイテッド移籍後は中盤でのプレーも経験。ただ、リヴァプール戦での衝撃の骨折もあり、リーズ時代のような“最高点”に達することは出来なかった。

その後、ニューカッスル、MKドンズを経て、34歳になった現在は4部ノッツ・カウンティでプレー。

FWウェイン・ルーニー 16歳 エヴァートン 評価:成功

当時マーティン・タイラー(実況アナウンサー)は有名な「Remember the name」と言う言葉を口にしていたが、確かにそうなることになった。

2002年10月、弱冠16歳だったルーニーはアーセナル相手に衝撃の一撃を叩き込み、相手の無敗記録をストップしてみせたのだ。

その後、18歳でマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。2500万ポンド(現レートで45.7億円)という移籍金により、当時最高額で取引された10代選手となった。ユナイテッドでは5度のリーグ制覇を成し遂げ、得点数もプレミア歴代3位となる185ゴールを記録している。

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