『FSF』の公式サイトでケヴィン・マイルCEOはこのようなコメントを発表しており、プレミアリーグが豊かになっていることは確かだが、ファンの忠誠心を悪用していると話している。
ケヴィン・マイル
(FSF最高経営責任者)
「過去25年間で選手、オーナー、役員、エージェントのもとへ大きなお金が流入してきた。サポーターもそれによる利益を見てきた。
9割方のファンは、サッカーはあまりにも高価になっており、クラブに忠誠心や傾倒を悪用されているのではないかと感じている。
物価上昇による影響は、アウェーまで応援に向かうプレミアリーグのファンがとりわけ感じることで、高い交通費に繋がっている。また、テレビ放送の影響でキックオフ時間が変更になる。
高価すぎるという問題はプレミアリーグだけの話ではない、毎週我々はファンからの声を聞いている。
FSFは今後チケット価格が下落することを望んでおり、10月の第1週で国中のファンがその要求を行うメッセージを届ける」
また、高価なことで有名なアーセナルのサポーターグループ「レッド・アクション」で会長を務めるレイモンド・ハーリヒー氏、そしてエヴァートンのグループ「ブルー・ユニオン」の会長デイヴ・ケリーもこの活動を支援することを『BBC』に語っている・
レイモンド・ハーリヒー
(レッド・アクション会長)
「これは一つのクラブや自分よりもずっと大きな問題だ。毎週のように多くの人々に影響がある。我々も手が出ない価格になっているこの問題に対処したい。
アーセナルをサポートするのは終身のもので、そこから釈放されるチャンスはないんだ」
デイヴ・ケリー
(ブルー・ユニオン会長)
マージーサイド・ダービーは友好的な試合だが、我々は両チームが忠実なサポートを受けるという意味で、手ごろな価格のものになって欲しいのだ。
両者の利益になる我々の要求はエヴァートン、リヴァプールには耳を傾けて貰えていないが、この問題については訴え続けていくよ」