ダレン・フレッチャー
(WBA&スコットランド代表MF)
「誤解しないで欲しいんだけど、僕はしっかりフードを被っていたし、慎重に慎重を期して歩いていたんだよ。
いくつか視線を感じたことはあったけど、それは『そんなはずはないな』という感じだったよ。そして、僕はチケットを手に入れて、ファンと仲良くなった。
僕は大きなサッカーファンだ。おかしいと思われるかもしれないけど、僕はそんなに有名だとは思ってないんだ。
それが好ましいし、全然問題ない。サッカーが懐かしかったし、チームを見たかった。ファンと共にアウェーゲームを見る経験がしたかったんだ。
僕はアウェーのファンについて十分に話すことは出来ない。オールド・トラッフォードの雰囲気はファンタスティックで、チャンピオンズリーグの夜はまさに別格だ。
しかし、アウェーに駆けつけるファンは特別だ。クラブでプレーしている時、僕はそれを理解した。
本拠地から離れても、激しく歌って応援してくれる、本当に素晴らしいファンを持っている。
彼らはものすごい情熱を備えていて、最後まで戦い続けるユナイテッドのファンだ。僕はその一員になりたかった。
僕はファンの中に加わった。なぜなら僕は身体的な問題で練習に戻れずにいて、ファンとしてマンチェスター・ユナイテッドを見たかったからだ。ファンとしての経験をしてみたかったし、その中に入りたかったんだ」
フレッチャー、病気療養中に隠れて訪れた場所とは?
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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