『Gazzetta dello Sport』は「前パルマ監督のロベルト・ドナドーニ氏がインタビューに答えた」と報じた。
昨季財政難に苦しむパルマを率いていたが、セリエA残留に失敗し、クラブも経営破綻することになったドナドーニ氏。
結果は出なかったものの、バラバラになりそうなクラブをなんとかまとめ上げていた手腕に対しては評価が与えられていたが、今夏はどこのクラブからもお声がかからなかった。
現在低迷しているACミランの次期監督候補であると言われているドナドーニ氏は、古巣からチャンスを与えられるなら考慮するが、シニシャ・ミハイロヴィッチを変えるべきではないとも話している。
ロベルト・ドナドーニ
(前パルマ監督)
「(この時点でフリーエージェントであることを予想していた?)
正直なところ、それはない。私はシーズンの開始時にどこかを指揮しているものだと思っていた。クラブがないというのは予想外だったが、前向きに考えているし、何も遮断してはいない。
しかし、私にはプロジェクトが必要だ。正しい環境の元で働けるようにね。私は昨季のような苦しい状況に陥りたくはない」
「(パルマと聞いて、何を思う?)
私はあそこでとても幸せだった。娘もそこで生まれたしね。しかしながら、それはスポーツ面のことだ。フットボール以外のあらゆるものが、ああいうことになった。
ドレッシングルームに入れば、いつも選手が未払いの給与について話しているような状況だったよ。
私はサードGKが初のプロ契約を結んだことを覚えている。彼は給与を貰えず、私が食事に招待していた。
これは私からエネルギーを奪っていったよ。とはいえ、成長の助けにはなった。残念なことだが、不運にも我々はセリエAに残ることが出来なかった」