昨シーズン、三冠を達成したバルセロナ。この冬日本を訪れ、欧州王者としてクラブワールドカップに出場予定である。

バルセロナといえば世界的スター選手を数多く抱えており、ゴールキーパーからフォワードまで一流選手を揃えている。メッシ×スアレス×ネイマールの“MSN”は世界でも屈指の知名度を誇り、アンドレス・イニエスタやハビエル・マスケラーノ、ジェラール・ピケといった選手も日本では有名である。

しかし、そんなバルセロナが29日に行われた試合で組んだスターティングイレブンが、ある意味で衝撃的だった。

【スタメン】

GK:ジョルディ・マシプ
DF:ドウグラス
DF:マルク・バルトラ
DF:トーマス・ヴェルマーレン
DF:ジェレミ・マテュー
MF:セルジ・サンペル
MF:ジェラール・グンバウ
MF:ウィルフリード・カプトゥン
FW:サンドロ・ラミレス
FW:アドリアーノ
FW:ムニール・アル・ハッダーディ

お馴染みの主力選手が…見当たらない?!

そう、この日行われた試合では負傷離脱中のメッシやイニエスタはもちろん、スアレスやネイマール、ラキティッチといったお馴染みの面々が先発から外れ、非常にフレッシュな11人が揃ったのだ。

ベンチメンバーを覗いてみても…

【ベンチ】

GK:マーク=アンドレ・テア・シュテーゲン
DF:ダニ・アウヴェス
DF:ジョルディ・アルバ
MF:イヴァン・ラキティッチ
MF:アイトール・カンタラピエドラ

ここでようやく主力クラスが登場するが、アイトール・カンタラピエドラはバルセロナBに所属する19歳。未だトップチームでプレーした経験はない。

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