8位:ギャリー・ネヴィル

所属期間:

1992~2011

成績:

602試合 7ゴール

ギャリー・ネヴィルは、今日のフットボールにおいてはなかなか見つけられない、珍しい男だ。ワン・クラブ・マンであり、ユースから20年間に渡って所属し、600試合以上に出場した。

彼もまた、背中に書かれている名前のためよりも、胸に貼られているバッジのために、常に堂々としてプレーした。

ネヴィルは徹頭徹尾ユナイテッドの男だった。1992年組から頭角を現し、歴史上最高の右サイドバックへと成長していった。

かつて、右サイドでデイヴィッド・ベッカムを助けるために爆発的な上がりを見せていたのはネヴィルだった。飛び出し、クロスを入れ、そして対戦するDFを苦しめた。

素早く戻り、上手く立ち回り、決定的なタックルをする。この魅力的ではない仕事も、彼にとっては自然なものだった。

彼の情熱と努力に、報酬がもたらされた。ネヴィルは8回のリーグタイトルを持ち上げ、3度のFAカップ優勝を経験し、リーグカップと欧州カップも2度制覇した。

『後1インチ背が高ければ、彼は英国で最高のセンターバックになっていただろう。父親は6フィート2インチだった。それで牛乳屋を探そうと思うんだけどね」(アレックス・ファーガソン)

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