『Kingfut』は『元エジプト代表FWアムル・ザキは、オファーが届いた場合には現役復帰する用意があると宣言した」と報じた。
アムル・ザキは1983年生まれの32歳。2008-09シーズンにイングランド・プレミアリーグのウィガン・アスレティックに移籍し、シーズン10ゴールを決める活躍を見せたストライカーだ。
パワフルな突進とシュートから「ブルドーザー」の愛称を持ち、一時は強豪クラブからも興味を持たれていると報道されていた。
しかし、プロ意識を欠いた行動などから多額の罰金を科せられており、ウィガンは買い取りオプションを行使せず帰国を余儀なくされた。
その後は怪我や病気に悩まされ、国内リーグでも出場すらままならない状況となり、昨年はモロッコとレバノンでも成功できなかった。
今年はアラブ・コンストラクターズと18ヶ月の契約を結んだものの、結局一試合も出場しないまま8月に現役引退を発表していた。
しかしそれから4ヶ月が経ち、どうやら彼の体は回復傾向にあるらしい。ザキは「良いオファーがあるならばピッチに復帰する準備がある」と宣言。実に2年以上試合から離れているが、プロとしてプレーできると自信を見せた。
今年中山雅史氏もアスルクラロ沼津で現役に戻ったが、やはり辞めたことで体の状態が良くなるとサッカーを再びやりたくなるのだろうか?
随分昔の選手といった印象だが、ザキもまだ32歳。またどこかのチームで彼のプレーを見たいものだ。