『Gazzetta dello Sport』は「マイアミFCの監督を務めているアレッサンドロ・ネスタ氏は、セリエAで苦戦しているミランについて話した」と報じた。
かつてラツィオ、ACミランで長く活躍してきたネスタ。現役最後はアメリカに渡り、現在はパオロ・マルディーニが経営に参加しているマイアミFCでヘッドコーチを務めている。
取材に答えたネスタは以下のように話し、古巣であるミランやイタリアサッカー界に対して厳しい言葉を発した。
アレッサンドロ・ネスタ
(マイアミFC監督)
「クラブの問題はコーチではないんだ。失敗は常に監督と共にあるように見られるが、しかしそれは変わり続けているわけで、そして状況は変わっていない。
ミハイロヴィッチ監督はミランにとって適切な男だよ。彼はタフで、仕事のやり方も知っている。彼が解任されないことを望むよ。
ミランはチャンピオンズリーグの部隊に戻って戦うことが出来る。チームは悪くない。彼らはそのポジションを目指すことも出来る。
彼らはメンタリティを変えることが必要なんだ。もし過去にお金を失っていたのであれば、もっと気をつけなければいけないし、契約を台無しにしてはいけない。
正確なスカウティングをしなければいけないし、他のチームよりも先に選手を見つけなければならない。
クラレンス・セードルフ、そしてフィリッポ・インザーギは何をした? ミランは一度彼らを雇ったなら、その間はチャンスを与えるべきだ。
私の同僚がまたコーチになるか? 私はコスタクルタに賭けていたんだけどね、彼はすぐにウンザリしてしまったみたいだね。
ガットゥーゾ? 彼はプレッシャーの中でも楽に出来る男だ。それが彼の強さだね。
私はパオロ・マルディーニがクラブに戻ってきて欲しい。しかし、僕は少し早すぎるね。ミランのベンチまでは遠く、長い行列がある。私はもっと落ち着いてやっていきたい」
「(アメリカでの仕事は?)
ここでの物事のあり方が好きだね。イタリアのサッカーにおいては、欠陥が普通にまかり通っている。
赤字、給与を受け取れない選手。ここでは規則は尊重されるよ」