当たり:DFフィリップ・ヴォルシャイト
(レヴァークーゼン→ストーク:その後250万ポンド=4.2億円で完全移籍)

今季のストークの結果が改善したことと、このドイツ人DFがスタメン復帰したことは偶然の一致ではない。マンチェスターの両雄相手に見せたパフォーマンスは素晴らしかった。

高さがあり、ボール扱いにも優れる26歳はライアン・ショウクロスと強固な協力関係を築きあげている。

当たり:FWウィルフリード・ザハ
(マンチェスター・U→クリスタル・パレス:移籍金600万ポンド=10.2億円)

1500万ポンド(25.5億円)でユナイテッドに売却した彼を、その半額で買い戻すことはパレスにとって悪いビジネスではない。ザハはサー・アレックス・ファーガソンが獲得した最後の選手であったが、サーのためにプレーすることは一度もなかった(タイミング的に)。

実際デイヴィッド・モイーズとの関係は緊張したものであった。結局彼もファン・ハールに取って代わられることになったが。そして、ザハはサウスロンドンへ戻ることになった。当初はローンで、2015年初頭からは完全移籍に切り替わった。

プレミアリーグで最もトリッキーな選手のひとりであるザハにアラン・パーデュー監督はより多くのゴールを要求。今季3ゴールをマークしているが、チームの躍進をより手助けしているのは、守備面でのランニングだ。