『Africanfootball』は「ベナン代表FWラザク・オモトヨッシは、マレーシア・スーパーリーグのケランタンFAに入団する」と報じた。

ラザク・オモトヨッシは1985年生まれの30歳。かつてはモルドバのFCティラスポル、スウェーデンのヘルシンボリ、フランスのメスなどでも活躍したストライカーで、ユニークな名前から知名度も高い。

昨季はモロッコの中堅クラブであるオランピック・サフィでプレーしていたが、それほどは活躍出来ず、今季はフリーの状況となっていた。

マレーシアのケランタンFAは昨季マレーシア・スーパーリーグで9位に入ったクラブであるが、2011、2012年に連覇を達成したこともある強豪だ。

そのチームを高い攻撃能力で支えてきたのは、ナイジェリアU-23代表のエースストライカーであるイウージ・オーギュスティン・アマムチ、通称“オースティン・アマトゥ“であった。

アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が彼に強い関心を抱いていることで知られており、メディアでは「ヴェンゲル・ボーイ」とも。

彼は半年間の10試合で14ゴールを決める大活躍を見せ、今冬イスラエルのハポエル・イロニ・キリヤト・シュモナへと移籍している。

30歳となったオモトヨッシは、このアマトゥの抜けた大きな穴を埋めるだけの活躍を求められる。ベナン代表のかつてのエースに復活の日は訪れるのか?

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