Jリーグでは毎年、シーズン開幕前に各チームが「スローガン」を発表している。
これは新シーズンに向けたクラブの意気込みを表したもので、結果だけでなくどのような姿勢でシーズンを送るかという標語である。
そこで今回は、2016シーズンのJ1に出場する18チームの新スローガンと、それに込めた想いであるコンセプトをまとめてみたい。
基本的に各クラブは、シーズン開幕前に新スローガンをリリースとして発表する。しかしなかには、開幕前まで明らかにならなかったり新体制発表会での口頭発表に留まるケースもある。
そのため、新スローガン発表のリリースがないクラブに関しては、新体制記者会見のレポートなどから抜粋する。いずれにしても、全て公式サイトからの引用とする。
またサイトの仕様上、英数字の表記はすべて半角とする。
※未発表のクラブは発表され次第随時更新
ベガルタ仙台
スローガン:Build Up ~興せ思いを。走らせろ己を。繋げ力を。~
【コンセプト】
成長しつつある個々をベースにチーム、組織として総合力を積み上げていく。東日本大震災から5年、節目となる年に、いま一度立ち上がる決意を固め、被災地と人々の精神の復興に寄与していきたい。地域とのつながりを一層強化し、シンボルとして走り続けるシーズンにする。
【関連リンク】ベガルタ仙台2016シーズンスローガン決定のお知らせ
鹿島アントラーズ
スローガン:Football Dream ともに
Posted by 鹿島アントラーズ on 2016年1月12日
【コンセプト】
創設25周年を迎える今季、再び Football Dream(フットボール ドリーム) という永遠のテーマをメインスローガンに掲げる。鹿島アントラーズに関わるすべての人たちと “ともに”、もう一度同じ夢を分かちあい、新たな歴史を創造していく。このクラブが生まれた原点に立ち返り、伝統を紡いでいくため、揺るぎない言葉を胸に新たな領域へと歩みを進める。