毎シーズン、必ず発生する移籍市場最終日、いわゆるデッドラインデイでの駆け込み移籍。
成功につながるケースもあれば、そうなならなかった場合もある。なかにはパニックのようなケースも…。
ここでは、『Squawka』がピックアップしていた「冬のデッドラインデイに起きた謎すぎる移籍」を紹介する。
DF アンディ・ケレット
(2015年2月、ボルトン⇒マンチェスター・ユナイテッド※ローン)
Andy Kellett joined Man United from Bolton on loan in 2015. Yep. He failed to make a single first team appearance. pic.twitter.com/ZilmJr1NzO
— Squawka Football (@Squawka) February 2, 2016
昨年ユナイテッドがボルトンのリザーブから引き抜きを行ったこのローン移籍は近年において最も妙なもののひとつだ。それまでボルトンでもリーグ戦4試合にしか出場していなかったケレットに、ユナイテッドが興味を持っていると聞いたとき誰もが驚いた。
結局、ユナイテッドでは1試合もリーグ戦には出場せず、昨年夏にボルトンからウィガンへ完全移籍した。
MF ガエル・カクタ(2014年1月、チェルシー⇒ラツィオ※ローン)
[Photo] Le français Gael #Kakuta sous ses nouvelles couleurs de la #Lazio où il portera le n°21. pic.twitter.com/Wv7tL8EjbL
— 100% Mercato (@100Mercato) 2014, 2月 14
ランスからの引き抜きが法廷闘争にまで発展したことで知られるカクタ。ただ、チェルシーでのリーグ戦出場は6試合に留まっていたので、2014年冬にローンでの退団が許されたことに驚きはなかった。
だが、その行き先は少し奇妙なものであった。結局、セリエAでは1試合にしか出場できなかったのである。昨夏、ついにチェルシーを離れセビージャへと完全移籍している。