DF フィリップ・センデロス(2014年1月、フラム⇒バレンシア※ローン)

2014年冬のデッドラインデイのおかしさを強調するのが、降格に瀕していたフラムからヨーロッパを戦っていたバレンシアへの移籍したセンデロスのケースだ。

彼と間違えて当時フラムにいたDFブレーデ・ハンゲラン(現クリスタル・パレス)の写真をバレンシア公式Twitterが載せたことも話題になった。バレンシアのSNSチームも、他の人間同様に準備ができていなかったことを証明することになった。

DF クリストファー・サンバ(2013年1月、アンジ⇒QPR)

前年は奇跡の残留を果たしたQPR。当時の就任したばかりの指揮官ハリー・レドナップ監督は平均以下のパフォーマンスを見せていたチームを活性化すべく、1月にロイク・レミらを補強した。

そして、最後にクラブレコードとなる1250万ポンド(21.6億円)を費やし、このコンゴ人DFを引き入れた。だが、かつてブラックバーンで強固な存在であったサンバは、ロフタス・ロードで惨憺たる結果に終わった。

チームは降格し、サンバもわずか半年のプレーでロシアへ帰還。金銭面の損失も残して…。