先週末、マンチェスター・シティとの頂上決戦に快勝したレスター。
敵地での1-3という結果は見事だが、その堂々とした戦いぶりは貫禄すら感じさせた。
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— Leicester City (@LCFC) 2016, 2月 7
シティに勝利したことで、首位レスターと2位シティの勝ち点差は5に広がった。
シーズン開幕当初は「ミラクルレスター」としてその快進撃が注目されたが、こうなるといよいよ優勝が現実味を帯びてきた。次節、エミレーツ・スタジアムで行われる3位アーセナル戦に勝利すれば、その可能性はさらに高まることだろう。
そんなレスターだが、昨シーズンのプレミアリーグは14位でフィニッシュしている。
終盤戦に巻き返しを図りなんとかこの順位まで持ち直したが、シーズン中盤までは降格圏に沈んでいたのだ。ちょうど今から1年前のリーグ成績と現在のものを比較してみると、それはそれは対照的であった。
2014-15シーズン 第24節終了時時点(2015年2月8日時点)
20位(最下位)
勝ち点24
4勝5分15敗21得点38失点得失点-17
2015-16シーズン 第25節終了時点(2016年2月7日時点)
1位(首位)
勝ち点53
15勝8分2敗47得点27失点得失点+53
現在プレミアリーグで首位を走るレスターだが、昨年の2月8日時点ではなんと最下位に沈んでいたのだ。
成績を見ても対照的である。
昨季はわずか4勝しかあげられていなかったのに対し、今季はすでに15勝をマーク。得点も倍以上となり、あげた勝ち点は昨シーズン全体で記録した41をすでに越えている。
昨シーズンの第25節終了時点で、レスターはクリスタル・パレスに敗れ3連敗を喫していた。しかし、あれから一年が経過し、レスターはマンチェスター・シティとの上位対決に挑み1-3で制するまでになった。
まだシーズン途中とはいえ、プレミアリーグほどのリーグでこれだけの巻き返しを見せるなんて…サッカー史に残る「ミラクル」と呼べるはずだ。