ランドン・ドノヴァン
言わずと知れたアメリカサッカー界のトップスター。
デビュー前の1999年、U-17世界選手権でMVPに輝きドイツのバイヤー・レヴァークーゼンに引き抜かれるも、ホームシックに陥ってしまい2001年にMLSのサンノゼ・アースクエイクスへレンタル移籍。すると、19歳ながら瞬く間にチームの中心選手となり、同年のMLS制覇に貢献した。
その後一度はレヴァークーゼンに復帰したものの、やはりドイツの生活になじめず、2005年にLAギャラクシーへ完全移籍。初年度から10番を背負い、類まれな快足を生かした鋭いアタックでチームに数々のタイトルをもたらした。また、MLSのオフシーズンにはバイエルン・ミュンヘンやエヴァートンでプレー。欧州でもその力をいかんなく発揮している。
アメリカ代表でも157試合出場、57ゴールというモンスター級のキャリアを残していたが、4大会連続のワールドカップ出場を目指した2014年(ブラジル)は本大会出場メンバーからまさかの落選。
これが影響してか同年、ギャラクシーで自身4度目のMLSカップ優勝を置き土産に、32歳の若さで現役を引退している。