ユルゲン・クロップ
「この大会は、全選手にとって現実的なものになっている。私がいなかったころの最初の試合から始めよう。アーダーム・ボグダーンは、カーライル戦で3つの素晴らしいセーブをした。
2試合目は、本当に違ったメンバー、若いメンバーで戦った。ジョアン・テイシェイラがプレーし、クラインがゴールを決め、ブラナガンなど多くの選手が入った。
サウサンプトンとの試合は完璧だった。誰もがそれを楽しんだ。ストークとの準決勝ではジョーダン・アイブがゴールを決めた。
最終的に我々がこの大会を制覇できたなら、チームの全選手にとっての勝利である。日曜日にプレーする選手だけでなくね。
確かに、現時点で選手は少し違う感覚を持っているかもしれないね。しかし、上手く行けば彼らは十分に賢いところを見せてくれるだろう。それは、私が彼らに言ったことでもあるがね」
「(シティは1日休みが多いが、キエフで戦った。リヴァプールは1日休みが少ないが、アンフィールドだった。影響は?)
彼らは飛んでいたね! 歩いちゃいないよ! まあそれはOKだ。それは分かっている。そして、別に難しいものでもない。
我々は昨日試合をしたばかりだが、それが問題になるべきだとは思わない。考えるべきだとも思わない。
彼らはフィットするだろうし、我々もフィットするだろう。
これは決勝戦だ。誰も気にしないよ。どこから来たのか、どこで前の試合をプレーしたのか……なんてね。
シーズンは長かった。そして、どちらのチームも多くの試合をこなしてきた。アドバンテージはないよ」
怪我人続出、過密日程のカップ戦決勝にも「クロップ節」
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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