『Forzaitaliansoccer』は「イタリア・セリエAのナポリは、今夏本拠地のスタディオ・サン・パオロを大幅に改装できる予定になった」と報じた。

1959年にオープンしたスタディオ・サン・パオロ。当初はおよそ8万7500人収容という規模で、その後最大11万人ほどまで拡張されたものの、後の近代化改修や災害によるダメージで縮小され、現在は6万240席になっている。

このスタジアムは以前から老朽化が激しいと評価されており、2010年にフルモデルチェンジが行われ、その後も改修が行われてきたが、トイレなどの設備や電子機器の面で遅れている。

そこでナポリは再び改修を計画していたが、所有している自治体が資金難に陥っているため、それがうまく進んでいないと言われていた。

だが、今回ナポリの市長を務めているルイージ・デ・マジストリス氏は以下のように話し、今夏のシーズンオフで抜本的な改修を行うことを明言した。

ルイージ・デ・マジストリス

「我々は改装のために2500万ユーロ(およそ31.2億円)を持っている。これは巨大な成果だ。

私はオリンピック委員会と10日前に話した。リーグのシーズンが終了後に仕事を始める予定だ。

トイレや電子機器の点についてはすぐに開始されるだろう。そして残りについてもクラブと評議会の間で話し合う」

「(これでナポリはクラブ自前の新スタジアムを作らない?)

それは結果だ。仮説ではない。チームは強いが、スタジアムのコンディションは悪い。それが最優先事項だ」

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