愛するクラブでそのキャリアを全うできる選手はごくわずかだ。そんななか、寵愛を受けていたはずのクラブから退団することになったレジェンドたちについて、『Squawka』が伝えていた。

なお、最初の2人はまだ去就自体は決定していないものの、袂を分かつ可能性が高いと見られている。

フランチェスコ・トッティ/ローマ

ローマのフランチェスコ・トッティほどに自らのチームのサポーターたちに愛され、尊敬される選手は数少ない。1992年のデビュー後、信じられないほどの出場を積み重ねてきた。

彼以外の人物がローマの10番を身に着けることは考えづらい。だが、より大きなリスペクトを要求した後、トッティはパレルモ戦のメンバー外となった。悲しいことに、彼のローマでのキャリアは終わりに向かっているように見える。

トッティが同世代のなかで最も才能に恵まれた選手のひとりであったことに疑いの余地はない。スクデットとコッパ・イタリアを勝ち取ったことはあるが、タイトル数だけ見れば多くはない。それでも、彼が生まれた街のクラブから離れようとしてことはなかった。