ピエルルイジ・コッリーナ
(UEFA審判委員長)
「(他の変更については?)
トリプル・ペナルティ(退場、ペナルティキック、出場停止)の廃止については、私は喜んでいるよ。長い間サッカー界が求めていたものだ。
ゴールに結びつく決定的場面の妨害であっても、レッドカードとペナルティキックを同時に結びつくという処罰についてはね。インファンティーノは賢明であると、委員会に確信させたよ。
また、フェアプレーの原則もある。私が数年戦ってきたものは、カードに値するタックルによって怪我をした選手が治療を受けている間、ファウルをした選手についてはピッチにいることが出来る、という点についてだ。
今日、アシスタントの仕事は人間の目が見られる範囲に留まっており、オフサイドの規則を改造する必要もあるだろう。
足と頭を比べることは、2、3cmの違いを見るようなもので、ほとんど不可能な判断だ。
フットボールは動くスポーツである。それが故意であるか、故意でないかという点に関しても、判断を確立するのは簡単ではない。
ハンドの判定についても、何らかの調整が必要になるだろうね」
コッリーナさんが語る「新ルール」、サッカーが大きく前進する?
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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