FW チーロ・インモービレ/現トリノ(セビージャからローン)

アドリアン・ラモスと同時期にドルトムントに買われたインモービレ。彼もまたロベルト・レヴァンドフスキの後釜という難しいタスクに直面した。

セリエA得点王としてやって来たものの、ブンデス24試合で3ゴールに留まった。クロップは彼をインパクトを残すためのサブとしてしか使わず、2015年夏にはセビージャへとローンされた。

スペインでも8試合の出場で、2016年1月には古巣トリノへローンで復帰。ここで再び調子を取り戻し始めている。

FW チ・ドンウォン/現アウクスブルク

2013-14シーズン途中にドルトムント入りが決まっていたチ・ドンウォン。2014年7月に正式に6年契約を結んだ。

だが、この韓国人FWはトップチームでは1試合も出場することなく、5か月後に古巣アウクスブルクへ売り戻された。クロップの最もスペクタクルな(移籍)失敗のひとりであることは確かだ。また、復帰後もゴールは少なく、まだ苦しみ続けている。

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