イタリア・セリエBの得点王争いを見ていると、何となく不思議な気分になる。どことなく聞き覚えのある姓を持つ選手が多いからだ。
彼らは、かつてセリエAを沸かせたプレイヤーたちの血筋をひく“2世”選手である。今回は数名の選手を簡単なコメント付きで紹介しよう。
リッカルド・マニエーロ(バーリ)
ユヴェントスのプリマヴェーラで育ったマニエーロは、コッパ・イタリア・プリマヴェーラ、スーペルコッパ・プリマヴェーラなどのタイトルを多数獲得した。
イタリアU-18~U-20代表歴を持つマニエーロだが、ユヴェントスのトップチームに登録されることはなくアスコリ、バーリなどにレンタルに出された後ペスカーラへ放出。現在はバーリでプレーしている。
父エンリコは、1980年代にナポリでもプレーしたMF。コゼンツァ、フロジノーネなどでもプレー経験があり1995年に引退をしている。兄マルコもアマチュアでプレーするサッカー選手のようだ。
フィニッシュワークだけでなく、ワイドに開いてからチャンスメークや小技も見せるタイプ。