MF フランシス・コクラン/24歳/アーセナル/フランス

ヨーロッパ最高のクラブのひとつであるアーセナルでプレーしていながら、彼はまだフランス代表キャップを勝ち取れていない。

コクランはディディエ・デシャン代表監督から見過ごされており、ラス・ディアラ、ムサ・シソコ、ヨアン・キャバイ、エンゴロ・カンテらのほうが優先して選ばれている。まだ24歳であり、代表チームに割って入るための時間はたっぷりある。

それでも、彼がデシャンから試されもしないのは不思議だ。なお、ユースレベルの代表戦は43試合を経験。

MF アンデル・エレーラ/26歳/マンチェスター・ユナイテッド/スペイン

不運にも代表でのポジション争いは熾烈を極めている。イスコ、ティアゴ・アルカンタラ、セルジ・ロベルト、セスク・ファブレガス、コケ、フアン・マタなどがひしめいているのだ。

そのチャレンジは途方もないものだが、アスレティック・ビルバオとマンチェスター・ユナイテッドで見せてきたパフォーマンスは少なくとも招集には値するように思える。

スペインが優勝した2011年のUEFA U-21欧州選手権の一員でもあったエレーラだが、デル・ボスケ監督からはお呼びが掛かっていない。なお、ユースレベルの代表戦は30試合を経験。

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