天然芝100%にさよならを?
そう、我々が普段見ているプロサッカーの世界では天然の芝が当たり前のように思われているだろう。しかし、現代のサッカーシーンでは天然芝100%ということは難しく「デッソ・グラスマスター(Desso Grass Master)」と呼ばれる人工芝配合のピッチが主流になりつつある。
男女関係なく、天然芝のピッチでのみプレーをし続けるということは難しいのだ。
2010年ワールドカップでムボンベラ・スタジアムなどにこの芝が取り入れられて以降、アンフィールド、ウェンブリー、サン・シーロ、サンティアゴ・ベルナベウといった欧州の有名クラブでも採用される傾向は続いている。
今シーズン、破竹の勢いでプレミアリーグを制覇しようとしているレスター・シティのキング・パワー・スタジアムも「デッソ・グラスマスター」を使用しているチームの1つである。
そうした人工芝全盛の時代にあってグリフィンの主張は大きな転機となるのかも知れない。
彼女は言う。「(安全だという意見もあるが、)自分が大学サッカーを20年以上指導してきた結果不自然である」と。