クラウディオ・レイナ

2010年、アーセナルはリヴァプールに所属していたこのスペイン人GKを獲得するために2000万ポンド(およそ30億円)のオファーを送ったが断られている。さらにその4年後、今度は500万ポンド(およそ7.6億円)のオファーを送ったが、レイナはバイエルンへの移籍を選択した。

ゴンサロ・イグアイン

イグアインがレアル・マドリーを退団すると噂された頃、移籍先最有力候補として報じられたのはアーセナルであった。しかし、アーセナルはレアル・マドリーの望む移籍金を拠出することができず、イグアインはナポリへの移籍を選択。現在は欠かせない存在として活躍している。アーセナルは未だに狙っていると噂されるが、バイアウト条項が高すぎて手が出ない模様。

クロード・マケレレ

中盤の底の要として守備的な役割を担い、「マケレレロール」という言葉を誕生するほどの活躍を見せた元フランス代表。彼がレアル・マドリーに加わったのは2000年のことだが、それよりも前の1996年にヴェンゲルは獲得するチャンスがあったという。

当時のマケレレはまだ23歳。ナントでプロキャリアを形成し始めたころだったが、アーセナルはパトリック・ヴィエラの獲得を決断している。

ヤヤ・トゥレ

メタルルグ・ドネツク時代の2003年にアーセナルのトライアルを受けたトゥレ。合格したものの、労働許可証が降りずに移籍は実現しなかった。その後、オリンピアコス、モナコ、バルセロナとステップアップし、マンチェスター・シティに移籍。御存知の通り、シティの躍進を支えるキーマンになった。