ペドロ・ロドリゲス

昨年の夏、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが獲得を巡って激しく競争したのがこのアタッカーの獲得だ。移籍の噂が流れている頃、アーセナルへの加入も大きく報じられたものの結局は移籍金の問題に。獲得を見送ったが、それが成功なのか失敗なのかを判断するのは時期尚早だろう。

フアン・マタ

2011年の夏、バレンシアで活躍していたマタの移籍先候補として盛んに報じられたのがアーセナルだった。しかし、交渉は長引いた結果決裂。ヴェンゲルが獲得を否定した1週間後にチェルシー移籍が決定した。その後、チェルシーでは攻撃の中心として活躍。ジョゼ・モウリーニョの就任で出番を失ったが、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍して再び輝きを取り戻している。

エディンソン・カバーニ

2013年の夏、カバーニはネイマール、ラダメル・ファルカオらと共に移籍市場において最も注目された選手であった。アーセナルも獲得を狙っていた選手だったが、ナポリに6300万ユーロ(およそ77億円)の移籍金を支払うことに合意したPSGが獲得した。『Express』は現時点の彼を見るに賢い決断たったかもしれないと報じている。

サミ・ケディラ

アーセナルやヴェンゲルにとって”長年の恋人”的な存在だったのが、このドイツ代表MFだった。ケディラに関する移籍の噂が流れるたびにアーセナルの名前が登場。レアル・マドリーからのフリートランスファーで獲得できるということもあり、アーセナルも長きにわたって交渉を続けた。しかし、ケディラの求める給与がアーセナルの基準外であったという。フランシス・コクランの台頭も交渉を鈍化させた理由の1つであったかもしれない。最終的にケディラはユヴェントスへの移籍を決断している。