▼イタリア・セリエA

ヴァレンティーノ・マッツォーラ(1947年)

サンドロ・マッツォーラの実父として知られるヴァレンティーノ。トリノのチームが乗った飛行機が墜落した『スペルガの悲劇』により、30歳という若さで命を落とした名ストライカーだ。

グランデ・トリノと呼ばれた伝説のチームにおいてキャプテンも務めた彼は、1947年4月のヴィチェンツァ戦で、わずか2分の間にハットトリックを達成するという凄まじい記録を残した。

後にガーナ代表のケヴィン=プリンス・ボアテングが14分で3ゴールという記録を達成したものの、マッツォーラの数字まではまだまだ大きな差がある。69年経っても、ヴァレンティーノ・マッツォーラの数字は誰も破ることの出来ないものになっている。

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