エナジードリンクの大手ブランドであるレッドブルは14日、特殊なルールを用いた「ネイマール・ジュニア・ファイブ」のジャパンファイナルを名古屋市で開催した(写真:Hiroyuki Orihara)。

「ネイマール・ジュニア・ファイブ(Neymar Jr’s Five)」は、ブラジル代表でレッドブル・アスリートでもあるネイマールのアイデアとサッカー哲学に基づいた16歳~25歳のアマチュア・サッカープレーヤー向けの世界大会。35か国で開催が予定されている国別予選のうち、日本決勝が14日に行われた。

3月から4月にかけて全国13か所で地区予選が開催され、そこを勝ち抜いた13チームが出場。最後は埼玉代表のTeam Oh My Godが優勝し、7月9日にブラジル・サンパウロ郊外にあるネイマール所有のスタジアム「ネイマールJr教育センター」で開催される世界大会への切符を手にした。

Team Oh My Godのメンバーは大会をこう振り返る。

「埼玉予選も当初は勝てないだろうと思っていたのですが、こうして優勝して自分たちが驚いています。勝因はチーム力だと思います。1試合1試合毎に修正点を綿密に確認していたので、予選1試合目と決勝では、決勝の方が良いサッカーをしたと思います。僕らは全員ルーツが相手を崩すサッカーだし、ずっとパスサッカーをやってきました。だからブラジルでも相手を崩して勝ちたいです。折角ブラジルに行くので、ストリートでも砂浜でも、ボールで会話するみたいなことをして、ブラジルを肌で感じてみたいです」

【ネイマール・ジュニア・ファイブ】

16歳~25歳のアマチュア選手を対象にした、キーパー無しの5対5で行う10分間のサッカーゲーム。フットサルと異なり、片方のチームが得点する毎に、得点を入れられたチームの選手が1名退場しなければならない。

10分の間、最初から最後までベストパフォーマンスを発揮し、相手より多く選手がフィールドに残っているチームが勝利となる(下は各国での予選の様子)。

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