ジョアン・カンセロ
所属:バレンシア
ベンフィカの下部組織で育成されてきたエリートDFは、マキシ・ペレイラ(元ポルト)の壁に阻まれトップチームで活躍することができなかった。
しかし、1年の期限付きで貸し出されたバレンシアへ1500万ユーロ(およそ18.1億円)で買い取られ、今季は28試合に出場することに成功した。
非常に攻撃的なプレーを得意とするライトバックであり、そのスピードとテクニックに関しては非常に高い評価が与えられている。
ルイス・エンリケがダニ・アウヴェスの攻撃面を補完しようと考えれば、カンセロの獲得は理に適ったものになりそうだが?
マリアーノ
所属:セビージャ
今季バルセロナはセビージャからアレイシ・ビダルを獲得した。そして、セビージャがその穴を埋めるために獲得したのが、ボルドーで活躍したブラジル人右サイドバックのマリアーノだった。
右サイドから様々な形で攻撃のオプションを提供できる選手であり、正確なクロスボールやパス回しに対応できるテクニックを持つ。
29歳という年齢がやや問題になるかもしれないが、逆に言えば豊かな経験を備えており、即戦力として期待することもできる。決して価格も大きなものにはならないだろう。
バルセロナは資金を惜しむほどの立場にはないが、短期的な戦力としてであれば十分に効果的な補強になるはずだ。