遠藤翼
(トロントに来てから最高の瞬間は?)
「それはホームのBMOフィールドでFCダラスを相手に初ゴールを決めたときだね。あれは素晴らしい瞬間だった。
僕が点を決めただけではなく、ファンの雰囲気も素晴らしかったし、仲間もやってきて祝福してくれた。大きな意味を持っていたよ。チームの一員になれた気がした」
(君のヒーローは誰?)
「ヒーローはいないんだ。でも、誰を見ているかといえばノヴァク・ジョコヴィッチだね。彼の生き方、体のケアの仕方、プレーの方針。
何に直面しても動じない。小さなこともケアしていて、それが彼の偉大なパフォーマンスにつながっているんだ」
(『トロント』といわれてまず思いつくことは?)
「ここに来る前でも、トロントは多文化の街だと言っていたと思う。住んでみてからも同じだね。ドラフトの前にもそう理解していた。素晴らしい場所だよ」
(人生の中で最大の目標は?)
「最大の目標? 日本でワールドカップに勝つことだね。それは10歳の頃から抱いている僕の夢だ」
MLSで輝く遠藤翼、今話題のスポーツも語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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