『Bild』は、「フランス代表チームにドーピングを行った証拠があった」と報じた。

先日ポルトガルの優勝で幕を閉じたEURO2016。準決勝では地元フランスがドイツを2-0で破り、ファイナルに駒を進めている。

当該の試合の後、フランス代表のドレッシングルームでは各紙の記者に取材が許されており、多くの写真が撮られていた。

問題になっているのは、ドレッシングルームのごみ箱の中に入っていたパッケージだ。

『Guronsan』は、カフェインやビタミンCが含まれたサプリメントである。特に世界アンチドーピング機構の禁止薬物に指定されているものは含まれていないが、疲労回復効果や興奮作用が認められているものだ。

記事によれば、ドーピングの専門医であるフリッツ・セルゲルは以下のように話し、自分にとってはドーピングそのものだと語ったという。

フリッツ・セルゲル

「これはWADAの禁止薬物リストには載っていない。しかし、何の努力もなく対戦相手よりも利点を得ると言う点で、私にとっては『ドーピング』だ。

スポーツ中のカフェイン摂取は能力の増大が実証されている。応答速度、空間認知能力も増大させる」

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