8月5日(金)に原宿のサッカー&カフェ「mf」で行われるトークイベント、『Talking About Football』の第42回についてご紹介します。


『 Talking About Football Vol.042 実川元子 』

「 サッカーを通して友情の橋を架ける 」と謳う独立系サッカー連盟「 ConIFA 」が開催した「 もうひとつのW杯 」。

日本からも1チームが出場した第2回大会のレポートです。

ライター・翻訳家  実川元子

FIFAから閉め出された国や地域などが参加する国際大会、『 ConIFA ワールドフットボールカップ 』。

その大会の存在と素晴らしさを日本で発信している実川さん、昨年9月以来となる2回目のご登壇です。

ジョージア(グルジアから改名)とロシアの西側国境に位置する「 アブハジア共和国 」で今年6月に開催された第2回ワールドフットボールカップは、出場希望を表明した24チームによるプレゼンテーション、その後、投票で選定された12チームが参加。

その中には東アジアのチームとしては初参加となった「 ユナイテッド・コリアンズ・イン・ジャパン 」( FCコリア )在日コリアンズが中心となったチームがありました。

「 選手たちが大男相手にひるむことなく、ひたむきに走り回って躍動したことで、FCコリアはにわかに周囲の注目を集めた。 」

『 フットボール批評 issue12 』より

「 FCコリアの観客数は試合ごとに増えていき、試合中にスタンドからは、 “ コレア、コレア ” ( 現地の発音 )のチャントが響く。

さらに追っかけサポーター集団ができ、試合終了のホイッスルと同時に10代の少年少女たちがスタンドから乗り出して選手たちにサインやツーショットをねだる。

またスタンドでは50〜60代の男性たちが熱心にし合いを観戦していいプレーがあると大きな拍手をしてくれた。 」


『 フットボール批評 issue12 』より

結果は7位に終わったものの、大会の大きな意義を実践したチームとなりました。

「 FCコリアは、初出場ながら大健闘で、そのサッカーでアブハジアの観客の心をつかんだ。

またピッチ外でも、他チームの選手たちをはじめ、アブハジアの人々と積極的に交流して積極的に交流して親睦をはかった。

ConIFAの趣旨である “ サッカーを通して友情の橋を架ける ” ことを実践したのはすばらしい。

試合結果に満足していないかもしれないが、君たちは勝者だ。 」


『 フットボール批評 issue12 』より

今回はこの大会に参加した「 FCコリア 」の方々にも来ていただき、選手としての生の声もお聞きしたいと思います。

そして、取材者としてだけでなく、舞台裏ではコーディネーターとしても関わった実川さんは、今大会にどのような「 サッカーの可能性 」を感じたのでしょうか。

写真や映像を交えながらたっぷりと語っていただきます。

[開催概要]

開催日時: 2016年8月5日(金) 20:00KickOff

開催場所: futbol&cafe mf
東京都渋谷区神宮前3-18-12

参加費: 2,500円(ワンドリンク付き)

当イベントは予約制となっております。
03-3401-5600 もしくは mail@mf-tokyo.comまで、①お名前 ②申込人数 ③電話番号 をご連絡ください。


[実川元子 プロフィール]

ライター、翻訳家。熱狂的なガンバ大阪ファンでもある。

主な翻訳本『 サッカーが勝ち取った自由 アパルトヘイトと闘った刑務所の男たち 』『 孤高の守護神 ゴールキーパー進化論 』( 全て白水社 )『 PK 』( カンゼン )

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