21日、国際サッカー連盟(FIFA)は、ソロモン諸島代表FWマイカー・リーアラファを特集した。
マイカー・リーアラファは1991年生まれの25歳。ソロモン諸島やバヌアツのリーグで活躍を見せたあと、2015年にニュージーランドの強豪オークランド・シティに入団したアタッカーだ。
今年行われたOFCチャンピオンズリーグでは決勝で2得点を上げるなど大活躍を見せ、チームの中心的なスコアラーになりつつある。
オークランド・シティは2016年のクラブワールドカップにも出場することが決定。昨年の大会にもメンバー入りしていたリーアラファにとっては2年連続だ。
もちろんソロモン諸島の代表チームにも今年初招集されており、先日のパプアニューギニア戦でゴールも決めた。
しかし、彼が代表のユニフォームを着ているのはサッカーだけではない。いや、むしろ21歳からやっているフットサルのほうが本職なのかもしれない。
2月に行われたOFCフットサル選手権に出場したリーアラファは、大会3ゴールを決めるなどチームの優勝に貢献。9月に行われるフットサル・ワールドカップへの出場が決まった。リーアラファにとってはこちらも2012年大会に続いての参加だ。
加えて言えば、2018年ワールドカップの予選にも出場しているわけであるから、さらにもうひとつの『W杯』にも狙いを定めている状況なのだ。
2年で3回のワールドカップ出場という目標に向かっているリーアラファはインタビューに対して以下のように話し、フットサルとサッカーの両立について語った。
マイカー・リーアラファ
「こんなことになるとは思わなかったね。でも本当に素晴らしい。両方でこんな結果を得られることを想像していたよ。
サッカーとフットサルでは、ピッチの大きさが全然違う。したがって、異なるスペースをうまく利用しなければならない。
フットサルではボールを持ってからの時間がない。決断は非常に早く行わなければならないんだ。ミスをすればすぐに結果になってしまう。誰もがお互いのために働くことだね」