2日、『All Nigeria Soccer』は「ジョン・オビ・ミケルは、ナイジェリア五輪代表チームに参加したことを後悔している」と報じた。

ついに今週開幕を迎えるリオ五輪。サッカー競技は開会式よりもいち早くスタートすることになり、ナイジェリアは4日に日本代表と戦う。

しかし、このチームにオーバーエイジとして参加を果たしたジョン・オビ・ミケルは、大会を前にしてすでに後悔をし始めているというのだ。

しかも、その理由はチェルシーのプレシーズンに参加することができず、ポジションが危ういものになっているというものではない。

それは「五輪代表の活動において選手に経済的負担があることにうんざりしている」と、なんとも悲しい理由であるという。

先日はチームに3万ドル(およそ303万円)を寄付したという話を否定したミケルであるが、メディアによれば本当に選手が交通費などを負担しているのは事実であるという。

そして、土曜日にアトランタで練習のために使用するバスの料金については、ミケルだけでなく全選手が支払いを拒否したとのこと。結果、その日のチーム練習は行われていないようだ。

サッカー協会の関係者は以下のように語り、ミケルがこの状況に疲れていることを明かしたとのこと。

関係者

「代表チームでの義務のために選手たちへ個人的な負担を強いることは適切ではない。我々のスポーツ管理者はこのプランを批判している。

ミケルはこれらの状況に疲れている。そして、このチームに入ったことを後悔している。選手がアトランタで立ち往生していることも満足していない」

なお、ブラジル入りが遅れている件については無事に解決したようで、火曜日の午後にアトランタを出発し、7時間をかけて試合会場のマナウスへ向かうようだ。

とはいえ、結局ナイジェリアはマナウス到着からわずか1日半という状況で日本代表戦を迎えることになる。

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