5日、バルセロナに所属するMFアンドレス・イニエスタの自伝を発売された。
Qué ganas de que podáis disfrutar de mi libro... El lunes ya estará dispónible en tiendas! https://t.co/J9c7K7OrmL pic.twitter.com/qsjKXVcpGv
— Andrés Iniesta (@andresiniesta8) 2016年8月31日
『La jugada de mi vida』というタイトルのこの書物は、イニエスタのサッカーキャリアに焦点を当てたもの。
記憶に新しい2010ワールドカップ決勝でのゴールなどについても触れられているようで、ファン必見の内容となっているようだ。
そんな自伝の中で、イニエスタはロナウジーニョとのあるエピソードを明かしているようだ。
Andrés Iniesta recalls incredible story about Ronaldinho preparing his teammates for an upcoming Clásico (it worked) pic.twitter.com/oaHKPz9sXr
— Mohamed Moallim (@iammoallim) 2016年9月4日
その内容がかなり興味深かったのでご紹介!
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)
「レアル・マドリーとのクラシコの数日前、夜になってジーニョは家に電話をしてきた。
電話に出ると、彼はこう言った。
『アンドレス、今3時だって分かってる。でも、告白しなけりゃいけないことがあるんだ。
次の6月、バルサを去ることになった。(代理人を務める)私の兄がレアル・マドリーとの契約に合意したんだ。断ることができないほど高額な金額だ。
おまえはまだ若い。分かるよな…。
でも、どうかこのことはロッカールームやクラブの中で誰にも言わないでくれ。そして、裏切らないでほしい。
私は誰よりもおまえを信じているんだ。アンドレス、おやすみ』
彼は、私に返事をする時間を一切くれなかった。
次の日私たちはトレーニングをしていたのだが、周りがぎこちない雰囲気にあるのを感じた。
チーム全体が静かで、誰も以前のようにロナウジーニョに話しかけようとしないんだ」