『FourFourTwo』は、「ユヴェントスのジョルジョ・キエッリーニは、セビージャ戦に対する批判に応答した」と報じた。
水曜日に行われたセビージャとのチャンピオンズリーグ初戦において、0-0のスコアレスドローに終わったユヴェントス。
アッレグリ監督はミラレム・ピャニッチをベンチに置くなどして守備的なプレーをし、ホームで勝点1を確実に奪うという選択を行った。
それを受けて一部からは「ネガティブすぎる」「つまらない」との批判もあり、幾つかの論争を引き起こす結果になっている。
それらの件について聞かれたキエッリーニは以下のように話し、「我々はレアル・マドリーじゃない」とそもそもクラブの哲学が違うと説明した。
ジョルジョ・キエッリーニ
「最大限のリスペクトを持って言うとすれば、ユヴェントスはレアル・マドリーでもなければ、ロナウジーニョがいた頃のACミランでもない。
彼らは6-2や5-2で勝つことができるが、ユヴェントスはそういうものじゃないんだよ。
我々は1-0、あるいは2-0で勝たなければならない。それがクラブのDNAなんだ。それは、我々が3-0で勝つことに挑戦しないということじゃないよ。
しかし、我々はゴールを決めさせることが出来ないチームなんだ。我々はレアルでもないし、他の何かになることもない。違う個性を持っているんだ。
アトレティコ・マドリーは、5-0や6-0で勝ってヨーロッパの頂点に近づいたわけじゃない。必要なのはバランスなんだよ」
(セリエAでは絶対的優勝候補だと言われるね?)
「ドレッシングルームにはバランスがある。我々はすべての試合が難しい物になると完全に気付いているんだ。
もし人々が『セリエAは勝ったようなものだ』『チャンピオンズリーグは優勝候補だ』と言っているのを真に受けたら、自分たちの鋭さを失ってしまうかもしれないよ」