『Sky Sports』は「ヤヤ・トゥレの代理人を務めるディミトリ・セルク氏は、ペップ・グアルディオラは弱いチームを率いてみろと話した」と報じた。
毎年マンチェスター・シティとの間で衝突を起こしてきたディミトリ・セルク代理人であるが、今季はグアルディオラ氏がやってきたことにより、それがエスカレートし続けている。
幾度となく攻撃を行ってきたセルク代理人に対し、グアルディオラ監督は「謝罪があるまでヤヤ・トゥレは起用しない」と宣言するに至った。
しかし、それに対してセルク代理人は逆に謝罪を要求。さらに「ペップは金の亡者である」ともコメントしている。
ペップにキレられたヤヤ・トゥレ代理人、逆に謝罪要求! https://t.co/HS66roBmJ5 pic.twitter.com/uKy6Z9AWBP
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年9月22日
さらに『Sky』の取材に対しては以下のように話し、グアルディオラは他人が作ったチームとリオネル・メッシによって成功を収めただけだと指摘した。
ディミトリ・セルク(ヤヤ・トゥレ代理人)
「ペップ・グアルディオラはバルセロナとバイエルン・ミュンヘンで成功を収めたが、その背後にあるものを見てみるが良い。
彼がバルサで受け取ったチームは、フランク・ライカールトによって構築されていたものだ。それに加えて、リオネル・メッシがいたこともラッキーだった。
メッシがバルセロナを作ったのだ。グアルディオラではなくてね。ルイス・エンリケはバルセロナが彼によって成功を収めたのではないということを見せてきている。
もしグアルディオラが『自分は偉大な監督だ』と証明したいのであれば、彼はレアル・サラゴサやサンダーランドに行くべきだね。
見てみようじゃないか、彼がどれだけ良い監督なのかを。偉大ではないチームを受け継ぎ、5億ポンド(およそ660.8億円)を使うことも出来ないときにね。
クラウディオ・ラニエリがレスター・シティで、マウリシオ・ポチェッティーノがトッテナム・ホットスパーで成功させたようなことは、グアルディオラに出来るのか?
我々はそれを知ることはないだろう。なぜなら、シティが今季プレミアリーグやチャンピオンズリーグを優勝できなければ、今度は更に1億ポンド(およそ132.2億円)、2億ポンド(およそ264.3億円)を使うからだ。それは良いマネージメントではない」