10月に行われるワールドカップ予選に向け、26名の日本代表メンバーを発表したヴァヒド・ハリルホジッチ監督。
会見は日本サッカー協会のYoutube公式チャンネルで生中継されたのだが、今回はその代表メンバー発表会見の全文をお届けしよう。
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※できる限り口語のまま掲載
田嶋 幸三(日本サッカー協会会長)
「皆さん、こんにちは。お忙しい中お集まりいただきまして、本当にありがとうございます。
この記者会見は私にとって2回目でございます。前回、『本当に危機感を持って日本サッカー全体で臨む必要がある』と申し上げました。
今、アジアの様々な国が台頭し、今までも簡単な試合は一試合もありませんでした。
このワールドカップ予選、残念ながらUAEには敗れ、タイには勝ったということで、この3戦目、4戦目は非常に重要な戦いになると思っています。
多くの国民の方々の期待、多くのサッカーファンの期待も含めて、我々はそれに応えれるように頑張らなければいけないと思っています。
緊張感を持って、そして選手一人一人、私たちサッカー協会全体が情熱を持って次の2試合に臨みたいと思います。
皆さん、宜しくお願いいたします」
ヴァヒド・ハリルホジッチ(日本代表監督)
「コニチハ。
会長も言ってくれましたけども、10月の2試合を準備しています。
この2試合は難しい試合が待っていると思いますね。イラクもオーストラリアもクオリティは高いと思います。オーストラリアはアジアチャンピオンでもありますし、イラクはアジアカップの準決勝まで行ったチームですね。
イラクは2試合負けてスタートしています。オーストラリアは2試合勝ってスタートしています。
ただイラクはサウジアラビア戦、かなり良い試合をしましたね。そしてオーストラリアはかなりゲームを支配して、経験とともにこの2試合に勝ちました。
まずは一戦目、イラクに勝つトライをしていかなければいけない。
前年度、我々はイラクとプレーしました。もう一度この日本対イラクの試合を見たんですけど、特に前半は素晴らしい試合をしました。同じ展開に臨んでほしいなと思います。
ただですね、前回の試合はフレンドリーマッチ。今回は最終予選の戦いで、全く違う戦いになります。
それから次はオーストラリアの試合が待っているわけです。今シーズン、最も難しい試合になると想像しています。今のところ、アジアで最も強い相手だと認識しています。
そのための準備もしなければいけません。我々は自信を持って、強い決意を持ってやっていく。そして、勝つトライをするということですね。
我々はそれができると信じています。そのための準備をしなければいけません。